ロードサイト熊本新着情報
No.63
2018年3月17日 |
新段階に変わった熊本駅 |
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・表紙代わりのメイン画像
9年前に田崎陸橋の迂回・撤去から始まったJR在来線の高架化
がようやく完成しました。今日3月17日の新熊本駅スタートの朝に
高架ホームから出発する観光特急「A列車で行こう」号の姿です。
画像→ http://www.rs-kumamoto.com/29pics/07.jpg
■速報 新段階に変わった熊本駅(高架線とホーム)
2015年3月に上熊本〜熊本間の高架が完成してから3年、残った
鹿児島本線下りと豊肥本線ホーム及び田崎本町の先までの高架線が
完成して今日から供用が始まりました。残念ながら蓮台寺線の
石仏踏切はそのままですが、交通ネックだった田崎踏切がついに
なくなりました。現在道路仕上げの関係で高架下にかけての道幅が
狭いですが、近いうちに通行しやすい道路になるようです。
画像→ http://www.rs-kumamoto.com/29pics/01.jpg
道路の上には線路の手前で大きく迂回していた陸橋の名残がまだ
残っています。
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高架ホームは先に完成していた4・5・6番線と同じタイプの変則
島型ホームと同じものを白川口川にもうひとつ造ったものです。
長いプラットフォームの真ん中から先を狭くして、そこへ行止りの
線路を取り付けた形で熊本駅どまりの上り列車が到着します。
混雑しない時間帯は幅の広いホーム中心に使われるようです。
画像→ http://www.rs-kumamoto.com/29pics/06.jpg
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1・2・3番ホームと4・5・6番ホームの上り口の間の1階部分が
改札口になっています。改札を入った乗客は正面の電光掲示を
確かめたうえで右の1・2・3番か、左の4・5・6番へ曲がります。
写真は改札口を内側から撮ったアングルです。右手へ進むと別に
新幹線乗換え専用の改札があります。
画像→ http://www.rs-kumamoto.com/29pics/05.jpg
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白川口の駅舎はこれから解体工事に入りますが、乗客は従来の中央
入口からまっすぐに奥へ進むようになっています。昨日16日の終電
まで線路だった場所が今日は写真のような通路に変わりました。
画像→ http://www.rs-kumamoto.com/29pics/02.jpg
通路を進むとやがて右手に在来線改札口、券売機、みどりの窓口、
新幹線券売機、新幹線改札の順に並んでいます。
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従来の地下通路「おてもやん通り」の新幹線側入口を見た写真が
これです。これから改装工事によって駅の両側が広い通路で見通せ
るようになるはずです。
画像→ http://www.rs-kumamoto.com/29pics/03.jpg
そして画面右側が本日オープンの商業施設「肥後よかモン市場」です。
■速報 新段階に変わった熊本駅(肥後よかモン市場)
いままで新幹線高架下部分だけだった「えきマチ1丁目西館」が、
在来線高架ホーム下までほぼ2倍に広がって、これだけで駅付属
商業施設としては充分機能する店舗が並んでいます。駅のメイン
通路の拡幅工事後の来月にはさらに熊本銘品蔵など3店が増えます。
惜しむらくは従来東館2階にあった書店が入っておらず、奥の右手
にそこそこスペースがあるので、いずれそこが書店になるのか、
もしくは駅ビル完成まで待つことになるのか気がもめます。
肥後よかモン市場の白川口側の通路の先には、おそらく駅ビル完成後
に連絡通路になるスペースが数箇所見えています。
画像→ http://www.rs-kumamoto.com/29pics/04.jpg
商業施設の詳細は近日中に当サイトの熊本駅案内のページに掲載予定
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<<後記>>
新幹線開通前は、特急「はやぶさ」や「つばめ」が12両編成などの長大な
姿で発着していた熊本駅ですが、いまの在来線の列車は2両編成中心で、
せいぜい4両どまり。新造の在来線高架ホームも安上がりに短いものに
なりやしないかと心配していましたが、3・6番線がそれぞれ12両以上停車
出来そうな長さになっています。甲子園の高校野球応援特別列車とか、
ほかにも知恵をしぼって使い道を考えてほしいところです。
ひとつ注文があるのですが、在来線と新幹線の列車を隔てる目隠しは撤去
できないでしょうか。通学に列車を使う若者の目に、大都市と結ぶ優等列車
の姿は憧れになるし、新幹線で通過する旅行者が珍しい観光特急を目にする
ことも営業的に得策でしょうから。
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代表者 安藤弘志
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