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熊本TODAY
 
最新TODAY archives:02    
地上に雲が下りてきた朝に
見晴らしのいい山に
のぼってみると
九州の地形もなかなか
水墨画の味わいさえ有るじゃないか
  March 08, 2005
  (菊池方面と阿蘇遠景)
雲がうごき光が変わる
年度が変わり人がうごく
寒さとあたたかさと
不安と期待感の
ないまぜになった三月
  March 01, 2005
  (東バイパス県庁入口)
二月の風景の中で
川の流れのそばに
葉のない枝を寒々とひろげる
おまえもやがて恵みの花を
たわわに咲かせるのか
  February 22, 2005
  (山鹿市 岩野川)
いつだって春は
突然やって来るのではなく
私達が日々の暮らしに
追われている瞬間も
春はゆっくり動き続けている
  February 15, 2005
  (武蔵塚公園の紅梅)
私とおなじ頃に生まれた
雨蛙色の電車が
独り渋谷をあとにして
九州の地方私鉄の枝線を
ゆっくり往き来する
  February 08, 2005
  (熊本電鉄 上熊本駅)
透き通った朝の空気に
低く鈍くただよう陽光
けやきの枝も沈黙し
緑なす群集のそぶりも見せぬ
きさらぎ 冬の街道
  February 01, 2005
  (大津町灰塚)
氷雨に濡れながらも
街はところどころに灯りをともし
静かに営みをつづける
その中に暖かさを見出せるとすれば
魂と呼び合った輝きだろうか
  January 25, 2005
  (JR熊本駅前)
あの丘のむこうに何があるのか
車に乗ってすぐに
行って見られる今の私と
丘のむこうにあるものを
夢想することの出来た少年時代と
  January 18, 2005
  (白川より 楠段丘)
モノトーンの冬の空の下で
地上の色も心なしか
あせて見える
こんな日には
どこか遠い処へ思いを馳せよう
  January 11, 2005
  (九品寺1丁目 白川教会北側)
年があけると
都市のあちこちで
おめでたい、おめでとうと
人々は言い交わし
寿ぐのはリセットした日付
  January 04, 2005
  (御領から帯山、水前寺方面)
冬の都市の空気は
おだやかにながれ
街の暮らしは今年も
ごくわずかの変化だが
感覚をとぎすまして見続けよう
  December 28, 2004
  (九品寺交差点)
朝のすきとおった空気も
やさしく斜めに差す光も
考えようによっては
道路や鉄道のつながりさえ
尽きることなく万人にひらかれている
  December 21, 2004
  (豊肥本線 武蔵塚駅)
毎年おなじように
混雑する12月の街の
整然と動く車の流れ
怒りや対立の空気の中で
市井の善意よ健やかなれ
  December 14, 2004
  (国道3号線 水道町交差点)
ことし幾度も襲った
台風の風にも耐えて
しがみついてようやく
紅葉した葉っぱたち
紅葉と雇用がだぶる晩秋の道
  December 07, 2004
  (菊陽町 杉並木街道)
想い出を見つめ
昨日に照れたり
地図をたどり
明日の道を考えたり
旅の窓に去来する思い
  November 30, 2004
  (二の丸駐車場 九州横断バス)
川の堤を自転車で通っていた頃
遠い道のりや向かい風を
苦にはしなかったが
豊かな川や風景の価値を
気にとめることもしなかった
  November 23, 2004
  (延岡市 五ヶ瀬川)
肥後の在所の村だった
小山の里に陽がさして
バイパスや高速のインターや
運動公園が次々にできて
山はしずかに冬を迎えます
  November 16, 2004
  (熊本ICそば神園山方面)
ジャケット羽織って家をでる
11月の熊本の街は
日陰でこそ秋だが
正面から陽を浴びると
小春にあらず、インディアンサマー
  November 09, 2004
  (花畑町 熊本城前電停)
言葉にならない気持ちを
残したり伝えたりするために
絵に描いたり、音を奏でたり
格闘する一日もあって良い
11月3日は文化の日
  November 02, 2004
  (大江2丁目 県立劇場前)
夕日を受けて
物悲しくなるよりも
つぎの日のことを考えよう
今年の残り日を数えるのでなく
来年のしあわせを考えよう
  October 26, 2004
  (白川 長六橋)
歩きつづけます
季節がまた変わろうとも
歩きつづけます
荒野の風にこずえが揺れても
靴ひもむすびて歩きます
  October 19, 2004
  (菊陽町 原水)
きっと自分でも
想像できないくらいの
チカラを秘めていたのに
ずっと気付かずに
ブレーキをかけていたのかもしれない
  October 12, 2004
  (豊肥本線 三里木、原水間)
あせってみたって
しかたないし
考え抜いた理屈が
正しいわけでもない
自然にわいた考えで、決めよう
  October 05, 2004
  (龍田9丁目付近)
碧空の下で
空気や雲と無関係に
回転しているような大地だが
どんなに暑くても
あちこちに秋を身にまとっている
  September 28, 2004
  (戸島町 熊本空港進入路)
今年は残暑も祭りも遅いから
冬が突然やって来るよ
そんな声にせきたてられて
あせってみたりしても
急げば汗をかくばかり
  September 21, 2004
  (熊本高森線 白山交差点)
山の向こうからきた
雲がすべるように流れ
頭上にかかると
山の付近では代わって
青空から陽が差すのがうれしい
  September 14, 2004
  (北バイパス 清水新地)
はるか南の海から
次々と押し寄せる
暗雲と突風は、またも
スーパーコンピュータの予想通り
九州へむかってマガッテクルノカ
  September 07, 2004
  (白山通り 南熊本交差点)
むかし小学生の頃
夏休みのあいだに引越しして
9月1日から転校したことがある
残暑の中どこかよそよそしい街に
ふと、そんな記憶がよみがえる
  August 31, 2004
  (出仲間1丁目 けやき通り)
北海道の学校が優勝した
甲子園の高校野球
日本の小さい女性が優勝した
マラソンの丘のオリンピック
一夜明けた街に季節の変わる風
  August 24, 2004
  (産業道路 本荘交差点)
盆休み、バカンス休暇
夏休み、家族旅行
笑って、食べて、汗をかいて
ぎっしり詰まった想いを乗せて
心なしか機関車も重い
  August 17, 2004
  (豊肥本線武蔵塚駅南)
8月の陽に焙られた
熱いコンクリートの都市も
夏休みの一日に訪れた
小学生にとっては
思い出に残る美しい街かもしれない
  August 10, 2004
  (本山・琴平付近)
上り坂をようやく越えて
ほっとしたら
また、上り坂
歩いている者だけが知る
ポテンシャルの負荷と価値
  August 03, 2004
  (合志町すずかけ台)
あまりにも夏らしく
暑すぎる日々に
涼をもとめ疲労回復をもとめ
経済活動は活発になり
好景気のおこぼれは我にありや
  July 27, 2004
  (流通団地)
ふと、通りに目をやると
冷房付き電車がゆっくりと
道の真ん中をすべって行く
蒸し暑い肉体を抜け出して
思いは電車と共に逃げ去る
  July 20, 2004
  (九品寺交差点)
この歳になると、まだ梅雨も明けず
小中学校の1学期も終わらず
もちろん甲子園の高校野球も
始まらないうちから
夏の終わりの憂いを想ったりもする
  July 13, 2004
  (渡鹿4丁目)
夏、熊本の歩行
荷物を持って汗をかいて
橋のたもとで通りをそれる
水をたたえた河に寄り添い
私は明るい道を選べる
  July 06, 2004
  (新屋敷2丁目)
夏への期待と
疲労のため息と
暑さと湿度のまざった
複雑でおだやかな風景が
この都市の周囲にひろがる
  June 29, 2004
  (熊本ICそば神園山方面)
青空もくつろぎ
浮雲もくつろぎ
山肌にところどころ
白っぽく光る
栗の花が風にそよぐ
  June 22, 2004
  (立田もえぎ台付近)
仕事の疲れを吹き飛ばす
緑の川風の中で
仲間と叫び合う
熊本の若者たちの
中身の濃い休日
  June 15, 2004
  (城南町 緑川)
人の営みは
なだらかに動き
巨きな樹木は
街道と鉄道に
影を渡しかける
  June 08, 2004
  (龍田町 弓削)
雨のめぐみは
尽きることなく
街々をうるおし
私もいつしか
みずびたし
  June 01, 2004
  (福岡市 天神)
あざやかな
場面を予感させる
木々のみどり、
一口にみどりと言っても
言い表せないような みどり
  May 24, 2004
  (宮内 藤崎台)
五月雨の気配の雲の列
潤いを秘めた風
車列の交差する道路
へばりつく地表は
圧倒的な濃緑色
  May 18, 2004
  (戸島4丁目)
気温が変わり
湿度が変わり
天気が、そして季節が
変わるように
人と心もいつしか変わります
  May 11, 2004
  (水前寺2丁目)
高圧電線と
家庭用配電線
幹線道路と
生活道路
そして目に見えない情報のライン
  May 04, 2004
  (菊陽町 みらい大橋北詰)
土地区画整理の
看板だけが立っていた
野原の中の県道が
人とお金と情報の行きかう
ストリートになる
  April 27, 2004
  (菊陽町 県道住吉熊本線)
青空と明るい陽射しを
楽しむ日々に
かれることなく
私たちの街を潤してくれる
ゆたかな川がある
  April 20, 2004
  (白川 泰平橋付近)
大地に寄れば
大地の恵み果てなく
通りすがりの
風景を賞でれば
我に生活の憂いなし
  April 13, 2004
  (上南部1丁目付近)
のどかに陽を受け
浮き立つ街を
四角く切り取り
心に刻みつつ
春は過ぎゆく
  April 06, 2004
  (清水町兎谷)
田園の残る住宅地へ
2両編成の普通電車が
運んで帰ったものは
それぞれの家族の
完結しかけた休日か
  March 30, 2004
  (龍田8丁目 豊肥本線)
眠った草木を揺り覚ます
容赦ない春
引きかえせない
待ったなしの春
時々たちどまりながら進む季節
  March 23, 2004
  (壺川1丁目 坪井川)
確定申告の会場を出ると
コブシだかモクレンだか
枝じゅうハンカチのように
花開いているのを見たが
なんだか早すぎる気もする
  March 16, 2004
  (花畑町 産文会館前)
光多い彼方へすすむ
午後のさすらい
暗闇を越えて
めぐり逢いたい
まだ見ぬひとびと
  March 09, 2004
  (坪井川緑地付近)
三月の陽射しが
街を照らし
街に追い立てられ
車を走らせる
私とこの街の暮らし
  March. 02, 2004
  (新町1丁目)
旅の道に想うのは
かいま見る人々の
土に根ざした生活と
山や風や木々の安息
私を待つ人の居ることの喜び
  February 24, 2004
  (合志町 栄)
ふとこぼれだした
断片の風景に
音こそ付いてはいないが
風の香りは
たしかに甦る
  February 17, 2004
  (手取本町 市役所前)
自転車に乗って街へ出る
今日は景色が透き通っている
心の中で音楽を鳴らす
流れる景色といっしょに
短編映画がひとつ出来た
  February 10, 2004
  (石原町 運動公園)
枯れ枝を渡る風は
いまだつめたく
地は霜でぬかるむ、
春にこの身を寄せようと
頃合はかって踏み出す一歩
  February 03, 2004
  (菊陽町 古閑原)
木枯らしの町にときどき
陽は差すけれどすぐにかげり
株価はやや上がっても心もとなく
兵はバビロンへ飛び行く
心ひそかに我ただ春をまつ
  January 27, 2004
  (菊陽町 新山・光の森)
冬時雨に濡れた
軌道敷の石畳に
前照灯の光はねかえり
しばし叙情に浸る
カローラバンの運転席
  January 20, 2004
  (熊本市 蔚山町電停)
成人の日も過ぎれば、
昔で言えば「薮入り」。
流通業サービス業そのほか
年末年始も奉公に勤めた皆様
お疲れ様、どうぞひといき入れて下さい
  January 13, 2004
  (熊本市河内町より宇土方面)
夜が明けたら一番早い
飛行機のチケットを買って
飛び立ちます
まっすぐに前をみあげて
求めるものをさがしに行きます
  January 06, 2004
  (熊本空港)
ふるさとへつづく道は
はじめは川に沿い
やがて曲がりながら坂道になります
九州の山に見守られながら
今年もふるさとへ向かいます
  December 30, 2003
  (阿蘇 高森外輪山)
木枯らしに吹かれて
街路樹が色づき
やがて街が色づきます
ねがうのは人のこころも
色づいてあたたかくなること
  December 23, 2003
  (帯山4丁目 再春館ビル)
特急電車よ
私の愛する娘を乗せた
博多発15時25分の
ありあけ29号よ
急いでしっかり着いておくれ
  December 16, 2003
  (鹿児島本線 西里駅付近)
コートをはおって出かけよう
市役所指定の透明袋に
悩み事はぜんぶ詰め込んで
でがけに出したら、あとは真っすぐ
陽の当たる道路へ急ぐのさ
  December 09, 2003
  (渡鹿4丁目 産業道路)
はなやかな中央競馬の
重賞競走にくらべると
陽の傾きがやや深い
この街の競輪場のメインレース
我と似た選手ゴールで、ハンドル投げる
  December 02, 2003
  (水前寺5丁目 熊本競輪場)
実は本を捜すのは第一の目的じゃなかった
急に冷え込んだ午後
何か暖かいものが欲しくなって
でも、コーヒー屋の前を素通りして
ここに来たのは君にあえるような気がしたから
  November 25, 2003
  (出水2丁目 県立図書館)
べつに用があって来た訳じゃない
ただなるべく高台の、
遠くの見渡せる場所へ
のぼってみたかったのだが、
思ったほど見通せる訳じゃない
  November 18, 2003
  (西合志町 黒石みずき台)
街路樹の見渡せる場所に
曇り空とジャズの似合う喫茶店
昔はよく行ったけれど
珈琲の香りの中に物思うこと
昔はよくあったけれど
  November 11, 2003
  (上熊本1丁目)
シューギインの選挙だそうだ
熊本のシューギインの先生たちよ
悪者にたぶらかされないでくれ
彼らの足は悪にはしり、血を流そうと急いでいる。
・・まことの知恵がちまたで叫びます
  November 04, 2003
  (渡鹿1丁目*熊本1区)
何もなかった道のまわりに
うどん屋ができ、コンビニができ、
ユニクロが建ち、夢庵が建ち、
こちら側には郵便局のビル
道の向こう側には夢の街がそびえ始めています
  October 28, 2003
  (菊陽町 ゆめタウン光の森
建築現場と大窪交差点))
草原がいつしか
コスモスの原となり
季節が深まる俵山
南阿蘇へ急ぐも良し
すすきの山道へさ迷うも良し
  October 21, 2003
  (西原村 県道28萌の里)
夕日を背に受け
家路をいそげば
クーラーもヒーターも要らない季節
カーラジオがささやきます
ゆっくりお帰りステーション
  October 14, 2003
      (合志町幾久富)
秋の陽を浴びながら
歩けば 湖畔の風ここち良く
草も水鳥も山も そしてさらには
ボートもバスも自転車さえも
心の景色をみたしてくれます
  October 07, 2003
      (上江津湖と金峰山)

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