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archives:02

熊本TODAY
 
最新TODAY archives:01    
晴れ渡った碧空に
突如飛来した政府専用機
熊本でどっかの国との
緊急首脳会談でもあるのかと
思ったが…ただの訓練だった
  October 24, 2006
  (熊本空港上空)
学校帰りの公園で
汗ばんでボールを投げる
半袖だから
素手で汗をぬぐう
五時半なのに日がしずむ
  October 17, 2006
  (馬渡1丁目)
八代の町は
送電線も多いけれど
なにより水路の多い町
水位の異なる水路が
縦横に隣接して走る
  October 10, 2006
  (八代市 西片町)
繁華街の裏手の通り
ブロック塀のかげに
不埒な通行人を見張るのか
看板の真下で睨む姿が
なかなか絵になっているよ
  October 03, 2006
  (県内某所)
高速道の橋脚を
たわわの稲穂が埋め尽くす
その実は秋の色に
熟れてかがやくが
海に湧く雲だけが夏のなごり
  September 26, 2006
  (南九州道 日奈久IC手前)
暑さもひときわだったけど
今年は冬もきびしいかも
熊本の町はごくゆるやかに
西に向かってひろがる
ときどき夕陽の美しい町
  September 19, 2006
  (本山町)
道端の草の穂が揺れて
足を止めて見た
日差しは暑いのだが
山と河と秋草を通って来た
風を浴びると心地よいのだ
  September 12, 2006
  (八代市 夕葉町)
急流球磨川も下りきり
おだやかに広がった前川から
そのまま対岸の天草まで
不知火の海をすべろうか
あてない旅の影をひいて
  September 05, 2006
  (八代 内港)
青少年たちよ
夏休みが終わるからといって
嘆くんじゃないよ
よくあじわってごらん
毎日学べる楽しさを
  August 29, 2006
  (熊本市 平成3)
オトナになった日の記念品を
梢の中ほどにぶらさげたまま
セミの本体は早くも
ひと夏の夢を見終えて
地面にころがっていたりする
  August 22, 2006
  (熊本市 楡木)
川沿いの県道の傍らに
きわだつ色を放って咲く花
周りに日陰のない場所に
八月の直射は厳しく
足を止め花に気付く者もすくない
  August 15, 2006
  (玉名市溝上)
八月の通勤電車は
夏休みの人数分すいている
のんびり見上げた車内吊りに
夏の遊びの誘いを受けて
金と暇のある我を夢想したりする
  August 08, 2006
  (JR九州 1430M列車内)
何十回も夏をすごした
夏の雲ひとつとっても
いろんな場面の
いろんな夏の日の思い出の
背景にあてはまるのだ
  August 01, 2006
  (玉名市 菊池川)
頭上も中空も
そして山々も大地も
長かった梅雨のせいで
これ以上含みきれないほど
水気をかかえている
  July 25, 2006
  (人吉市東間町)
オジサンが18のときに
青春18切符がもしあったら
今と違って長編成で
長距離を走る客車の普通列車が
沢山あったので楽しかったろう
  July 18, 2006
  (JR肥薩線 人吉駅)
テキスタイルのパターンのような
整列する稲の苗とコサギ
潤す水とその中に棲む
水中生物も含めて
活かして残したい風景
  July 11, 2006
  (玉名市 岱明町)
柳川から大牟田以北が
カササギの繁殖エリアの境目だと
これまでなんとなく思っていたのですが
その境目がじわじわと南下したのか
熊本県下の山鹿や玉名でカチャカチャ鳴いてます
  July 04, 2006
  (玉名市岱明町)
あまり語られることもないが
ネムの花がちょっと気になる
飾り物のような緋扇を
梢の上側に整列させて
風を選んで独り翔ぶ
  June 27, 2006
  (錦町 一武)
遠い少年の日に
希望を抱いて走り始めた
鉄路の左右あちこちで
いろんなものを見聞きしたけど
この先もまだ続いてるんだよね
  June 20, 2006
  (人吉市下城本町)
春と夏の境目を
梅雨前線がかく乱する
半袖は寒かったと思ったり
公園の子等が夏休みかと思ったり
季節を計りかねる吾が頭と体
  June 13, 2006
  (平成中央公園)
栗の花にであうと
奇妙な形に
踊り子の衣装を
妖しげな香りに
青春のいきれを想う
  June 06, 2006
  (御船町七滝)
雲が低くたちこめる
日常生活の上空を
どこから誰を運んできたのか
防災ヘリコプターが慌ただしく
病院の屋上へ降りてくる
  May 30, 2006
  (熊本赤十字病院)
見わたせば竹やぶが
奇妙な色を散らしている
ひょっとこれは竹の花?
よく見れば黄変しているのは葉で
麦秋ならぬ竹の秋というそうです
  May 23, 2006
  (西梶尾町)
五月のなかばで
湿った天気が続くので
このまま入梅なんてことに
もしもなったら
今年はどんな夏がくることやら
  May 16, 2006
  (徳王町)
川と緑の多い街を
ふるさとに持つことは
思い出のいろんな場面に
いろんな色の川と緑を
蘇らせることが出来ること
  May 09, 2006
  (長六橋上流)
ふだんより空いた道路を
いつもと逆に
郊外へとむかうと
休日の光を浴びた街は
思いがけない色で輝く
  May 02, 2006
  (国体道路 長嶺南4)
ハナミズキの道を
つつむ空気は
春のそよ風と
雨季の湿り気と
初夏の光の組み合わせ
  April 25, 2006
  (平成3丁目)
この都市の持つ
さまざまな風貌を
季節によって
天候によって変わる姿を
もっと知りたい
  April 18, 2006
  (神水本町 斉藤橋)
右に住宅
左には公園
真ん中の道路は
都心へのケヤキ並木
住むのに悪くない街だよね
  April 11, 2006
  (錦ヶ丘)
こんなに日本中の
其処かしこに
桜並木がふえて
今日何度目かの
花見をしながら通る
  April 04, 2006
  (平成さくら通り)
この公園のある場所に
昔日の剣豪が
本当に眠っているとしたら
何度目の桜を見て
この郷に何を思うかしら
  March 28, 2006
  (武蔵塚公園)
明るい日差しに向けて
新しい日々に向けて
それぞれの想いを
胸に秘めているのか
車の人よ列車の人よ
  March 21, 2006
  (菊陽町 豊肥本線)
グレートーンの 八王寺、九品寺遠景
冬雲がようやく消える
見渡す視界は
かすみが掛ってはいるが
彼方まで拡がる
  March 14, 2006
  (八王寺、九品寺遠景)
放射冷却で 御領7丁目
かじかんだ町を
春の色をふくんだ
陽光が少しずつ
暖めはじめる
  March 07, 2006
  (御領7丁目)
九州の二月は 南阿蘇村
枯れ草色がベースだが
晴れた日に目をこらせば
春の胎動が
地の底から伝わる
  February 28, 2006
  (南阿蘇村)
商店の軒先をかすめ 坪井4丁目熊本電鉄
民家の玄関を横切り
丸木の電柱から電気を受けて
この町の電鉄は
ゆっくりと走ります
  February 21, 2006
  (坪井4丁目)
日曜日の午後だった 安巳橋より白川画像
繁華街をいつか外れて
川向こうの裏町へ
そぞろ渡る頭上を一羽の鳩が
銀座橋へ突進したのだ
  February 14, 2006
  (安巳橋より)
産業道路のわきに 新屋敷1丁目
逓信病院の昔から
翼を拡げた建物が
マンション群の後ろ盾を得て
城壁の如くそびえる
  February 07, 2006
  (新屋敷1丁目)
寒気に曇った光の中を 龍田陳内4丁目
仕事場へむかう車たち
行く手にかすんだ街の姿に
テールランプが
希望の温もりを運ぶ
  January 31, 2006
  (龍田陳内4丁目)
透き通った風の中 渡鹿4丁目
産業道路を東へすすむ
警察学校前の
ゆるやかな坂をあがったら
道の先端は雪の阿蘇へ続いていた
  January 24, 2006
  (渡鹿4丁目)
冷たい風に 山鹿市 鹿本町
からだが凍えたら
見渡すけしきに
いろどりをつけて
音楽のベールをかけてみましょう
  January 17, 2006
  (山鹿市 鹿本町)
鉄道の跡 植木町 鹿本鉄道跡
学校の跡
世の中の
サイズが減ると
これからもっと増えるのか
  January 10, 2006
  (植木町 鹿本鉄道跡)
明るい道を 電車通り大甲橋
目指していたら
ふいに出た
陽光に充ちた
電車通り
  January 03, 2006
  (大甲橋)
部屋に戻って 水俣市街地からの落陽
窓のカーテンを
ひらくと
お疲れ様でしたと
イブニングサン
  December 27, 2005
  (水俣市)
あまくさの 新和町 大田尾
山路見おろす
果樹園の
パール柑ぬらす
オレンジレイン
  December 20, 2005
  (新和町 大田尾)
うつ伏せた九州の 高森町 国道325より阿蘇山
背骨のでっぱりのような
阿蘇の頂きにそって
北西の季節風が
粉ざとうをトッピングした
  December 13, 2005
  (高森町 国道325より)
時雨れた街の過ごし方 本渡市 亀川
絵になる港の景色をきめて
ブルースや歌謡曲を
頭の中でながしながら
待つ人の物語を考えます
  December 06, 2005
  (本渡市 亀川)
公園のベンチから 八代市合地公園
遠くの景色を見ていると
今じゃない過去や未来に
虚構を演じているような
白日夢に吸い込まれたりする
  November 29, 2005
  (八代市合地公園)
午前11時の陽を浴びて 水俣港
牛深からの高速船
蹴立てた波の船足ゆるめ
静かな港へ滑り込む
ぼちぼち棹を仕舞おうか
  November 22, 2005
  (水俣港)
晴れ渡った空の下 黒石原演習場
南西の方角から
遠くの景色がぼやけてくる
季節はずれの黄砂と聞いても
不透明なアジアの未来がよぎる
  November 15, 2005
  (黒石原演習場)
いろんなことに 南熊本駅前
出あったり
見聞きしてきたので
何に驚くということもないが
天気の良い朝はやっぱり嬉しい
  November 08, 2005
  (南熊本駅前)
どんなことに出会っても 西合志町みずき台
自分の中から
答えをみつけだして
これると思う
あとはいかに自信を持つかだ
  November 02, 2005
  (西合志町みずき台)
雨混じりの風に 平成2丁目
寒さを感じたときは
温泉のくつろぎを想像しよう
心の寂しさを感じたら
美味しい鍋物を想像しよう
  October 25, 2005
  (平成2丁目)
静かな裏通りの
ブロック塀の上で
欲張らずに
意地も張らずに
暮らしてるんだね
  October 18, 2005
  (熊本県内某所)
日本のはじの九州の 八代市高下東町
これ以上西はいよいよ海だと
そんな場所を球磨川の水は
静かに考え深げに
流れているような気がする
  October 11, 2005
  (八代市高下東町)
いつのまにか 馬渡1丁目 足原橋
傾くのが早くなった夕陽に
片側だけ照らされた街を
夕餉の肴を考えながら
ゆっくり家路にむかう
  October 04, 2005
  (馬渡1丁目 足原橋)
ゆっくりとゆっくりと 熊本市役所横断歩道
季節がうごいて
日陰とひなたの
人にとっての位置関係が
まさに逆転する瞬間です
  September 27, 2005
  (熊本市役所前)
干拓地に広がる 八代市 水島
はてしない水田の
緑と黄金色の中間に
呼応したかのように
秋へ移ろう空模様
  September 20, 2005
  (八代市 水島)
オレンジロードの両側に 天水町 小天
はるかにつづく
柑橘の枝に目をやると
色づく頃合を静かに待つ
濃緑色の果実の存在感が頼もしい
  September 13, 2005
  (天水町 小天)
満員の客と沿線のたくさんの人に ディーゼル機関車DE10型
見送られて走ったあそBOY
次の日からがらんとした客車を
同じ時間に黙って引っ張る
万能機関車DE10型もいずれは消えるのか
  September 06, 2005
  (南熊本、平成駅間)
充実した秋を 玉名市 菊池川河口
過ごすためには
夏のあいだに
からだとこころを
適度に疲労させるのがコツです
  August 30, 2005
  (玉名市 菊池川河口)
病気もしなかったし 県立図書館前
おいしいビールも飲んだし
親孝行もちょっとした
夏に思い残すことはなし
早めに読書の秋をはじめよう
  August 23, 2005
  (県立図書館前)
八月もなかばを過ぎて 本荘交差点
ゆっくりと
踵をかえす夏が
うしろ姿にはなったが
いまだしっかりと街をかかえる
  August 16, 2005
  (本荘交差点)
くだる くだる 球磨川 二股瀬付近
緊張して くだる
せまる水と岩を体に感じて
少しの危険も負いつつ
アクティブに くだる
  August 09, 2005
  (球磨川 二股瀬付近)
くだる くだる 球磨川 馬場付近
ゆっくりと くだる
熟練の船頭に任せて
隊列をくんで
のんびりと くだる
  August 02, 2005
  (球磨川 馬場付近)
ハグロトンボに案内されて 人吉市 下戸越町
林の径へと分け入ると
やがて水のせせらぐ音
眼前にひろがる幾多の緑は
心の奥の桃源郷へと我を誘う
  July 26, 2005
  (人吉市 下戸越町)
ふと出会った川に沿って 人吉市 球磨川
想い出をさかのぼると
遠い夏の日に
垣間見たような
懐かしい翠(みどり)の橋
  July 19, 2005
  (人吉市 球磨川)
この街の各家庭に 萩原町 西部ガス熊本工場
はりめぐらしたパイプを通して
昨日の悩みや、明日の憂いを
吸い上げてタンクに保管し、
一杯になったら空の彼方へ放出いたします
  July 12, 2005
  (萩原町 西部ガス熊本工場)
希望が見つけにくい世の中に 菊陽町津久礼 光の森
緑のやすらぎが貴重な時代に
青空と白雲の下に実現した
光と 森の 街
結構うまくいったネーミング
  July 05, 2005
  (菊陽町津久礼 光の森)
メインストリートが交差する 電車通り 水道町交差点
夏と梅雨が交差する
人の気持ちが交差する
殺到する矢印が
固有のベクトルを主張する街角
  June 28, 2005
  (電車通り 水道町交差点)
午まえの官庁街に 二の丸 合同庁舎前
吹く風はあおく
自転車の高校生は
中間試験帰りか
並ぶブラウスが押し寄せる
  June 21, 2005
  (二の丸 合同庁舎前)
緑が増し 菊池市 水源
気温が増し
湿度が増す
日本の六月の
趣きが深まる
  June 14, 2005
  (菊池市 水源)
日々の暮らしの中の
停滞しがちな部分に
できることならば
赤い特急列車を
臨時停車させてみたい
  June 07, 2005
  (豊肥本線 平成駅)
今はずっと座って待っている 菊池平野
眼の前の景色の中に
心を揺らすヒントが
ふいに現れはしないかと
日差しの中でただ信じている
  May 31, 2005
  (菊池平野)
いつだって楽しいことを 熊本駅前
考えようとするのだが
ほんとうに心の底から
ウキウキするような事の
断片をつかむのって難しい
  May 24, 2005
  (平成中央公園)
日曜の朝10時、駅前 熊本駅前
同じスタートラインを踏む
空港バス・市内電車・けいりんバス
それぞれの箱の中の乗客の
過ごす一日って違うよなあ
  May 17, 2005
  (熊本駅前)
西の空に日が傾いて 白川小磧橋下流
西の海に川はそそぐ
日はこの街を照らし
川はこの街をうるおす
橋にたたずみ西を眺める私
  May 10, 2005
  (白川小磧橋下流)
緑の世界を
自転車こいで
走り抜けていた
高校生の私と今の自分の
接点は今も、さがせばある筈
  May 03, 2005
  (宇城市小川町)
遠い遠いところから
続いてきているような
むかしむかしの頃から
つながっているような
ハナミズキの道が懐かしい
  April 26, 2005
  (西原2丁目)
寝起きをしている
暮らしの場に寄り添って
何もいわずに昼も夜も
流れつづける河よ
汲めども尽きぬ河よ
  April 19, 2005
  (渡鹿8丁目)
小枝のしとねに
産み落とした蒼いたまごを
ときにカラスと空中戦をしながら
まもり続けた君よ 遠く我も
雛の無事を祈って居るぞ
  April 12, 2005
  (山鹿市内某池)
模型鉄道のような
この街の駅の風景を
新しい日常の一部にする
新入生、新社会人に
ようこそそして幸おおかれと
  April 05, 2005
  (JR水前寺駅)
青空の下、誰かと腕を組み
丘をこえてみようか
それとも独りで
日がな一日
丘のてっぺんでぼーっとしてようか
  March 29, 2005
  (菊鹿町 宮原付近)
黒い機関車が
煙をはきながら
ゆっくりやって来ます
きっと春を引っぱってくる
疑念をどけて、信じます
  March 22, 2005
  (龍田弓削 出村付近)
都市の風景を
切り取ってみても
学生の目で見るのと
勤め人の目で見るのとでは
美しさも輝きも随分ちがう
  March 15, 2005
  (南熊本駅前)

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